2009年6月8日月曜日

検察と警察の危うさ

こういう表現は余り好ましくないのだが、

敢えて事実として誰もが認識しておくべきことと思う。

官僚の中でも農水省へ回される連中の中に、

余り出来の良い者はいないと零れ聞いている。

 

それに類することだが、

検察庁へ出向く官僚の中に、

優秀な人材が集まるとも思えない。

優秀という評価の基準に問題はあるが、

こういった裏話は、

ずっと以前からよく耳にしている噂である。

 

官僚に限らず、

警察官になるような人材の中には、

決して世に云うところの秀才は集まらない。

だから特に劣った人材が集まるといっているわけではないが、

ただ、優秀な人材が警察官を志望したという話は、

ほとんど耳にしたことがない。

どうやらこれが日本の現状に違いない。

恐らくこれは誰も否定できないのではないだろうか。

 

人の罪を裁くことの難しさとともに、

人を疑って掛からねばならない職業への忌避感。

犯罪者と云えども人である。

ましてや何もしていない人を、

間違って罪に落し入れるかもしれないという、

罪作りな職業に対する嫌悪感。

 

国家の治安を守る重要な職業である割には、

これらの感情が綯い交ぜになって、

憲法違反の自衛隊と同様に、

誰もが望む好ましい職業という範疇からは、

どうしても少し外れてしまう。

だから農水省や検察の体たらくも当然と、

醒めた気持ちで私は眺めている。

 

私達戦後世代は、

恐らくそういった価値観で職業を選んでいた。

私などは弁護士もアクドイ商売だと、

誰からともなく聞かされていた。

それというのも東北地方では、

戦前から商人と結託した悪徳弁護士によって、

土地や山といった先祖伝来の財産を略奪され、

没落していった者が数多くいたからである。

 

この百年程の日本の歴史を考えると、

弁護士会にはいまだに悪い奴が潜んでいるようだが、

総じて弁護士業だけは職業としての、

社会的地位が随分と向上したように思われる。

 

それに比して警察の体質や社会的地位が、

決してよくなったとは思えない。

いやむしろ、私の感触では、

どんどん程度が悪くなっているようにさえ感じる。

 

治安を守るという職業は、

国家の根幹に関わる重要な仕事である。

このことを否定する者はいないと思う。

しかし、職業をわきまえない輩がこうも日々現れては、

ますます好んで選択する職業から遠退いてしまう。

 

以前私が経験した交通裁判で思ったことは、

こういった無能な検察官の存在は、

単なる税金の無駄使いというより、

罪作りという国家犯罪の、

温床になっているのではないのだろうかという懸念である。

 

担当の検事は、

私の事故を無理矢理裁判に持って行く為に、

相手が当たったと主張し、

警察官がそれを認めている以上、

あなたも其れを認めるべきだと、

無理矢理調書を作り、

それに拇印とサインを求めた。

 

私は追突の事実が不明であることを、

調書の最後に付加することを条件に、

捺印し承認したにも拘らず、

彼はその一文を勝手に省略していた。

 

しかも三年掛かったその裁判が、

無罪になるとおおむね目処が立った頃には、

その担当検察官は退職していたのである。

私はこれを税金泥棒と云わずして、

何を税金泥棒と云うことが出来るか!と、

怒鳴り捲りたかったその思いを、

結審の場でどれほどこらえたことか・・。

 

すべての検察官や警官が、

これほど無能でずる賢いとは思いたくはないが、

今回のDNAによる誤審裁判を見て思ったのは、

やはりあの中には可成りの数の、

ずる賢いだけで無能な税金泥棒が巣食っていると、

しかも、平気で犯罪をでっち上げ、

自分の犯した罪の何たるかもわきまえない、

カエルの面にしょんべんのような輩が、

数多く潜んでいると思ってしまったのである。

 

自民党の問題に限らず、

今この日本という国は、

国家の基盤となる様々な組織が、

疲労骨折のようなひび割れた状態にあり、

其れは即ち国家として、

非常に危うい環境にあるといっても過言ではあるまい。

 

この環境の中で一市民として、

まず始めの一歩として出来ることは、

やはり投票による政治権力の交代しかないのである。

国会に巣食っている政治家連中がたとえ同じ穴の狢であっても、

穴の住処を代えることによって風通しがよくなり、

中でカビが生えたり腐敗した存在が、

掻き出しやすくなるのは間違いないのである。

 

今のように金でしか何も解決できない、

しかも意思決定の不明瞭な、

迷走国家のように思われている環境から脱却する為にも、

民主主義国家として、

本当にこの国が国際社会から認められるためにも、

選挙で国の流れを変革するのが、

最も優れた妙薬といえるのではないか・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿