こういう表現は余り好ましくないのだが、
敢えて事実として誰もが認識しておくべきことと思う。
官僚の中でも農水省へ回される連中の中に、
余り出来の良い者はいないと零れ聞いている。
それに類することだが、
検察庁へ出向く官僚の中に、
優秀な人材が集まるとも思えない。
優秀という評価の基準に問題はあるが、
こういった裏話は、
ずっと以前からよく耳にしている噂である。
官僚に限らず、
警察官になるような人材の中には、
決して世に云うところの秀才は集まらない。
だから特に劣った人材が集まるといっているわけではないが、
ただ、優秀な人材が警察官を志望したという話は、
ほとんど耳にしたことがない。
どうやらこれが日本の現状に違いない。
恐らくこれは誰も否定できないのではないだろうか。
人の罪を裁くことの難しさとともに、
人を疑って掛からねばならない職業への忌避感。
犯罪者と云えども人である。
ましてや何もしていない人を、
間違って罪に落し入れるかもしれないという、
罪作りな職業に対する嫌悪感。
国家の治安を守る重要な職業である割には、
これらの感情が綯い交ぜになって、
憲法違反の自衛隊と同様に、
誰もが望む好ましい職業という範疇からは、
どうしても少し外れてしまう。
だから農水省や検察の体たらくも当然と、
醒めた気持ちで私は眺めている。
私達戦後世代は、
恐らくそういった価値観で職業を選んでいた。
私などは弁護士もアクドイ商売だと、
誰からともなく聞かされていた。
それというのも東北地方では、
戦前から商人と結託した悪徳弁護士によって、
土地や山といった先祖伝来の財産を略奪され、
没落していった者が数多くいたからである。
この百年程の日本の歴史を考えると、
弁護士会にはいまだに悪い奴が潜んでいるようだが、
総じて弁護士業だけは職業としての、
社会的地位が随分と向上したように思われる。
それに比して警察の体質や社会的地位が、
決してよくなったとは思えない。
いやむしろ、私の感触では、
どんどん程度が悪くなっているようにさえ感じる。
治安を守るという職業は、
国家の根幹に関わる重要な仕事である。
このことを否定する者はいないと思う。
しかし、職業をわきまえない輩がこうも日々現れては、
ますます好んで選択する職業から遠退いてしまう。
以前私が経験した交通裁判で思ったことは、
こういった無能な検察官の存在は、
単なる税金の無駄使いというより、
罪作りという国家犯罪の、
温床になっているのではないのだろうかという懸念である。
担当の検事は、
私の事故を無理矢理裁判に持って行く為に、
相手が当たったと主張し、
警察官がそれを認めている以上、
あなたも其れを認めるべきだと、
無理矢理調書を作り、
それに拇印とサインを求めた。
私は追突の事実が不明であることを、
調書の最後に付加することを条件に、
捺印し承認したにも拘らず、
彼はその一文を勝手に省略していた。
しかも三年掛かったその裁判が、
無罪になるとおおむね目処が立った頃には、
その担当検察官は退職していたのである。
私はこれを税金泥棒と云わずして、
何を税金泥棒と云うことが出来るか!と、
怒鳴り捲りたかったその思いを、
結審の場でどれほどこらえたことか・・。
すべての検察官や警官が、
これほど無能でずる賢いとは思いたくはないが、
今回のDNAによる誤審裁判を見て思ったのは、
やはりあの中には可成りの数の、
ずる賢いだけで無能な税金泥棒が巣食っていると、
しかも、平気で犯罪をでっち上げ、
自分の犯した罪の何たるかもわきまえない、
カエルの面にしょんべんのような輩が、
数多く潜んでいると思ってしまったのである。
自民党の問題に限らず、
今この日本という国は、
国家の基盤となる様々な組織が、
疲労骨折のようなひび割れた状態にあり、
其れは即ち国家として、
非常に危うい環境にあるといっても過言ではあるまい。
この環境の中で一市民として、
まず始めの一歩として出来ることは、
やはり投票による政治権力の交代しかないのである。
国会に巣食っている政治家連中がたとえ同じ穴の狢であっても、
穴の住処を代えることによって風通しがよくなり、
中でカビが生えたり腐敗した存在が、
掻き出しやすくなるのは間違いないのである。
今のように金でしか何も解決できない、
しかも意思決定の不明瞭な、
迷走国家のように思われている環境から脱却する為にも、
民主主義国家として、
本当にこの国が国際社会から認められるためにも、
選挙で国の流れを変革するのが、
最も優れた妙薬といえるのではないか・・。

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